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PT-50型水中翼船「王将」

三重県鳥羽市の南部、内陸部を走る国道167号線沿いに、旅客船ファン、とりわけ高速船ファンにはちょっと知られた有名スポットがあります。「伊勢志摩みやげセンター王将」がそれ。

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お店そのものは観光客をターゲットにしたドライブインスタイルの物産店と食事処なのですが、問題はその店構えです。

建物の屋上に鎮座するのは巨大な水中翼船。昭和40~50年代に国内航路で活躍した日立造船製のPT-50型水中翼船を実に見事に再現したこのオブジェ・・・いやいや、これ、オブジェはオブジェでも作り物のハリボテではありません。かつて本当に国内航路で活躍していたPT-50型そのものなのです。

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1963年生まれの本船は1982年まで約27年にわたって、名鉄海上観光船の鳥羽と伊良湖や蒲郡、名古屋を結んでいました。現役時代の航行距離は地球約60周に相当する240万キロ、累積旅客数はのべ152万人。

船名が「王将」だったこともあり、引退後、伊勢志摩みやげセンター王将が本船を購入、外観そのままに屋上に設置し、本船竣工から50年を経た今でも美しい姿で来店する観光客の注目を集めています。
エンジンや船内装備品などは取り外されて搬入されたとはいえ、本船は全長約28メートル(現役時代の総トン数は約130トン)です。屋上への設置に当たっては、船体を複数に分割してトラック輸送し再組立されたそうです。

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こちらにお輿入れしてからの「王将」、エンジンルーム部分には1階フロアとの階段が設置され、キャビンはお座敷に改装、団体客向けのお食事処として現在も使用されています。いたって普通のお座敷ですが、船首に向かってすぼまっていく船特有の造りや現役時代そのままの窓には現役時代の香りがまだ十分に感じられます。

店内には「王将」が現役時代の写真や新聞記事が飾られ、本船への愛着の深さが感じられます。本船がパッケージに描かれたオリジナルの海苔佃煮「王将のり」もありますよ。

公共交通機関利用の場合は近鉄志摩線加茂駅下車、徒歩15分ほど。加茂駅のホームから水中翼船が遠望できますので、下車後、加茂川を渡ってすぐ川沿いに歩いて行くと迷うことなく辿りつけます。

伊勢志摩みやげセンター王将

Y.Tokumitsu ("TeeWinds Studio")
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