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阪九フェリー臨時便「ニューあかし」乗船記(その3)

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新門司を出てからほぼ6時間。「ニューあかし」の前方にしまなみ海道が姿を現しました。安芸灘南航路を北東に航行してきた本船はここで東に変針します。写真の中央やや右寄り、Nの表示が見えますが、これは海上保安庁の来島大角鼻(くるしまおおずみのはな)潮流信号所。来島海峡の潮流状況を船舶に伝える海の信号板です。来島海峡には大角鼻信号所を含めて5カ所の潮流信号所があります。

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最初のカットでは穏やかそうに見える海も、このあたりまでやってくると間近に眺めるとごらんの通り、あちらこちらで渦を巻いています。この日の来島海峡は北流約7ノット。ほぼ南北に航路がある来島海峡は時間によって潮流が北流と南流に変化し、それに呼応して船の航行水道が変わってきます。主要な水道は中水道と西水道。この2本の水道は、海上交通安全法で、潮の流れと同じ向きに進む順流船は中水道を航行、逆流船は西水道を航行、という取り決めがあります(この航法は「順中逆西(じゅんちゅうぎゃくせい)」と呼ばれます)。「ニューあかし」のように西から来島海峡に入ってくる船舶は海峡を北から南に通航するので、この日のように南から北へ向かって潮流が流れている北流の時には西水道を航行します。

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というわけで、いよいよしまなみ海道も間近。先行する内航タンカーに続いて正面の白灯台の向こう、狭い水域を......と思うでしょう。ところがどっこい、正面に見えている白灯台のある島(中渡島)の右の水道、これが中水道。「ニューあかし」が向かう西水道は写真右寄りの赤灯台(小島東灯標)を右に巻いてその向こう側の島(馬島)の間を抜けていくのです。

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ほぼ東に針路をとった本船は小島東灯標を過ぎたところで大きく南に変針し、来島海峡第三大橋をくぐって南東に針路を変えます。この写真中央の島が馬島、左にほんの少し見えている島が中渡島。右前方遠くに見えている船を追いかけるように「ニューあかし」は西水道をゆっくりと進んでいきます。

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さすがこの日最初の大イベントだけあって、デッキはごらんの通りの大賑わいです。島々や灯台、潮流信号所などから来島海峡の航法まで踏み込んだ内容の濃いガイドアナウンスも好評だったようです。

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来島海峡を抜けるとそこは燧灘。写真左の吊り橋が来島海峡第三大橋、中央に馬島をはさんで右が第二大橋。第二大橋のちょうど中間に浮かぶ島が中渡島で、この島の左側が中水道になります。では「ニューあかし」が航行した西水道は?
一見すると第三大橋の中央やや左寄りの水道のように思えますが、第三大橋のちょうど真ん中あたり、馬島と重なるように見えている島が赤い灯台があった小島です。西水道は第三大橋の右の橋脚あたりから、島と島の間を抜けて(写真では右から左に)くる形になります。

ちぃむ瀬木寄瀬
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