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小笠原のフィーダー航路を往く「ははじま丸」進水!

3月27日、長崎県長崎市の株式会社渡辺造船所・本社工場において伊豆諸島開発の新造貨客船「ははじま丸」の命名並びに進水式が執り行われました。

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現行のははじま丸と比較すると総トン数こそ499トンと9トン増と僅かですが、全長は65.2mと約8.5m長く、旅客定員もコンテナ積載数も増加しています。二基二軸二舵となり速力も2ノット増速、スラスターが採用され、運航時間は10分短縮され2時間となります。

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センターキールや大きなビルジキールやバルバスバウなど渡辺造船所の誇る波に強い船型により就航率の向上と快適な船旅が期待されています。

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式典の前には安全な範囲で一般参列者にも公開されました。

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進水式に先駆けた進水前神事は満潮により船台まで満ちてきた波の音が聞こえるなか執り行われました。降神の際にはシャワーのような雨が降ってきましたが、5000トンまで建造できる全天候型船台で行われているため濡れることもなく式は進められ、玉串奉典は船主である伊豆諸島開発と鉄道・運輸機構、小笠原村、東京都の代表と進められ無事終了しました。

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続いて命名並びに進水式が行われますが、地元だけでなく見学ツアーおよび小笠原村を含む船好きの参列者が集まったことで地元の方も驚く人数のなか進められることとなりました。伊豆諸島開発株式会社相良宣尚社長により渡辺造船所第二二七番船は「ははじま丸」と命名され船名除幕が行われました。命名を祝う餅が式台登壇者によりまかれました。小笠原村では毎年元旦に行われる海開きのなかで餅まきが行われるため村長も議長も手馴れた手つきでまいていました。

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引き続き渡邉社長による鐘の合図で進水準備が進みました。準備が整うと支綱切断は母島出身で今年成人式を迎えた田澤怜奈様により行われます。ご実家は宿泊施設を営まれています。
銀の斧により支綱が切断されると船台を滑り降り海に浮かび、そして白い船体は明るく輝いています。大きな拍手と記念品贈呈が行われると進水式は無事終了しました。

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その後は少し離れた場所から地元の船好きの皆さんとははじま丸の船体全景を見ながらフェリー談義に花を咲かせました。引き渡されたら見ることは出来なくなるかもしれないが、夏までの間、「おがさわら丸」の下関と「ははじま丸」の長崎が楽しみになると話していたことが印象的でした。

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「ははじま丸」は約3ヶ月後「おがさわら丸」より僅かに早く、7月1日に就航する予定となっています。

by Guzzi
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新おがさわら丸、命名・進水式リポート(3)

 いよいよ進水作業が始まります。進水主任が安全確認を行い鐘で合図を行います。鐘は第一号鐘、第二号鐘、第三号鐘とあり、数字の数だけ鐘を鳴らします。

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 第一号鐘で進水作業の確認を行い各号鐘とも確認がとれると赤旗が白旗に変わり進水主任へ完了が伝えられます。続いて第二号鐘が鳴り船体を支えた支柱を外し全重量6,200tを進水台上に移します。

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 最後の第三号鐘は船体滑り止め装置の安全装置を外しこれで支綱切断準備が整いました。

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 森田杏樹さんは小笠原村の新成人代表として支綱切断の任につかれました。小笠原村は就職や進学、また引っ越しで内地に住んでいる新成人も参加するため成人の日では無く正月休み中に成人式が行われており、今年は元旦に出席されています。現在は東京で女優をされ、ご家族は父島でダイビングサービスを経営し小笠原の美しい海をダイバーへ紹介しています。

 造船所長より渡された金色の斧により支綱が切断されると船首でシャンパンが割れ大きな拍手が上がる中で吹奏楽部による「錨を上げて」が演奏されてゆっくりとスロープを滑り出した船体はぐんぐん加速します。船首のくす玉が割れ多数の紙テープと風船がでてきました。祝砲の花火も上がり汽笛が鳴ります。汽笛は現行のおがさわら丸とほぼ一緒の音でした。

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 進水式も無事終了し、公式の記念写真撮影が終了すると壇上はリラックスした雰囲気になりめいめいに記念写真を撮り合う姿がありました。

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 桟橋につける作業中のおがさわら丸を目の前で見たのですが、進水直後で喫水が浅いこともありますが見上げる姿は二見港で見上げる現「おがさわら丸」より明らかに大きくなった姿を見せ付けられました。

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 その後行われた命名・進水式祝賀会では鏡割りにOkeiの古謡もあったそうですよ。

 時間の都合で巌流島へは行かなかったのですが、たの船ライターから巌流島からの姿を送ってもらいました。
 現行の「おがさわら丸」のAデッキが増やされたようなスタイルながら幅がより広くなり角張っている姿がよくわかります。

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 戦後昭和43年に返還された小笠原諸島への定期航路再開のため翌44年に日本郵船と東海汽船により設立された小笠原海運は当初東海汽船の「椿丸」、「黒潮丸」、「あじさい丸」など就航させていましたが、48年には関西汽船の「浮島丸」を購入し2,616t「父島丸」を、54年には「すとれちあ丸」を姉妹船とする3,553t初代「おがさわら丸」を就航させています。以来「おがさわら丸」は三菱重工業下関造船所で建造され平成9年には現行の二代目「おがさわら丸」が就航しています。

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 新「おがさわら丸」は6月中旬に引き渡される予定で、最終航海の「おがさわら丸」とすれ違いながら父島までお披露目を兼ねた試験航海を行い、7月2日から営業航海を迎えます。設立当初は小型客船28隻組で40時間以上かかっていた船旅も24時間まで短縮されることになります。

by Guzzi

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新おがさわら丸、命名・進水式リポート(2)

 式典会場の撮影エリアにあがると会場には横浜製作所で最後のドック中である現「おがさわら丸」から船長、機関長、事務長のお三方が制服姿でいらっしゃいました。

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他にも小笠原専門旅行会社の社長、小笠原村東京事務所の職員、国歌斉唱する松崎圭子(okei)さんなど小笠原に縁のある皆さんの姿がありました。

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 船体を見ると上部構造物は未塗装でしたが白と青の二代目「おがさわら丸」とそっくりです。マッコウヘッド部分には初代「おがさわら丸」以来となる社旗のペイントもあり正面近くから見ると新形状による違和感も少ないです。「あおがしま丸」、「フェリーあぜりあ」も垂直ステムのように見えますが実際にはバルバスバウの通常船首です。

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 命名・進水式は来賓入場後に国歌斉唱が行われ命名、支綱切断と進行します。

 参列者は下関市長を含む地元から42名、船主関係者が65名の107名と地上には地元の生徒、児童や多数の小笠原村民と関係者、地元の方や船ファンを合わせて600名ほどとなりました。

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 ドック中のため参列したくても参列できなかった村民がいるかと思いますが、一定期船の進水式にこれだけ多くの村民が参列することと、後でとりあげる森田杏樹さんの笑顔を見て「おがさわら丸」という船が村民にとって交通手段として大切で大事なだけでなく、いかに愛されているか実感し、島民の生活の一部になっている「おがさわら丸」入出港の出迎え見送りを思い出しました。

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 東海汽船株式会社代表取締役社長山崎潤一氏、小笠原村村長森下一男氏、小笠原村議会議長池田望氏、東京都議会島部選出議員三宅正彦氏ほか多数の来賓とともに下関造船所長、命名者である小笠原海運株式会社代表取締役社長藤江一郎氏、支綱切断される小笠原村新成人代表の森田杏樹さんが入場されました。

 森田杏樹さんは入場された際に船体を見上げ自然と笑顔になっているのを見て、島育ちで唯一の交通手段といってもいいおがさわら丸に愛着をもっている島っ子だなぁと感じました。

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 お二方への花束贈呈に続いて国歌斉唱が行われます。小笠原に伝わる古謡を広めている歌手のokeiさんによる斉唱はゆったりで穏やかで島の雰囲気を伝えるかのようでした。これは長い歴史をもつ下関造船所始まって以来初の生歌による国歌斉唱となったそうです。

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 進水主任である下関工作部長が下関造船所長に対して進水準備完了の報告を行い命名をお願いしたところで、命名書が藤江一郎氏へ手渡され下関造船所第1194番船は「おがさわら丸」と命名され船名幕が取り外されました。

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by Guzzi

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新おがさわら丸、命名・進水式リポート(1)

 1月27日、山口県下関市の三菱重工業株式会社下関造船所で小笠原海運の新造貨客船「おがさわら丸」の命名・進水式が執り行われました。

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 式典前に小笠原海運株式会社常務取締役の石川龍治氏より新造船についての説明がありました。新しい「おがさわら丸」は、1997年に就航した二代目「おがさわら丸」の後継船にあたり、総トン数は6,700トンから11,000へと大幅に大型化していて全長も150mと貨客船としては日本最大のものとなっています。

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 船内の基本設計については下関造船所が父島にも出向き島民説明会にも参加しながら担当し、研究所で設計された船体は現行である二代目「おがさわら丸」のAデッキを二層にして一階層多くしたような形ですが、特筆すべきは船首部分を垂直ステム形状として二見港桟橋における制限にあわせて全長を設定しつつ出来る限り垂線長を長くしたデザインとなっています。

 三菱重工業としては長崎造船所で建造中のアイーダ・プリマ続き二番目、下関造船所としては初の垂直ステム船となりました。小笠原海運社内では小笠原海域で見られるマッコウクジラになぞらえ「マッコウヘッド」と呼んでいるそうです。

 垂直ステム、ファンネルに赤い二引き、太平洋の貨客船となると思い出されるのが横浜に静態保存されている「氷川丸」でしょうか。それより少し小さいながらもほぼ同じ大きさと思ってもらうといいでしょう(氷川丸の全長は163m)。

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 乗船定員は現行の769名から894名と増えて、等級構成は現行とほぼ同じものの二等に寝台席が新設されました。

 これは平成23年6月に小笠原諸島が世界自然遺産認定に認定されたことにより乗客数は約4割増えたことで客層の幅が広がり、より快適性を求めるニーズに変わってきたことにあわせたことによるものです。

 二等区画の一人当たりの占有スペースは今までより三割程増えつつも二等運賃については据え置きするとのことです。また、二等寝台については二等区画から3,240円増で利用できるようになっています。

 村、議会、村民への説明会を通じて要望も取り入れキッズルーム、ペットルームやフリースペースの充実を図ったそうです。ペットルームについては鳥用のものもあり、傷つき小笠原に着いた渡り鳥を治療のため内地へ送る目的もあるそうです。フリースペースでは小笠原航路独特の島で知り合った仲間達との語らいが引き続き見られるかもしれませんね。船内の雰囲気は小笠原海運公式BlogやA5版の就航リーフレットで確認できます。

 全長が長くなったことや技術的な進歩により現行と同じエンジンながら22.5ktから23.8ktへと速くなったことで25時間半かかっていた航海が1時間半短縮されますが、燃料消費量は現行とほとんど変わらないとのことです。

 小さく見えるこの短縮時間ですが、東京竹芝桟橋出港時刻を1時間遅らせた11時にすることで今までは前泊を必要としていた全国のほとんどから当日の移動で間に合うようになっています。

 2015年は約54,000人の利用者であったが、新造船により60,000人を目指し島の活性化に協力したいとのことでした。建造費は現時点で約92億円となっていてその半分を国と都の補助、残り半分を小笠原海運の自己調達資金と独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構による負担となっております。

by Guzzi

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東海汽船「セブンアイランド愛」リニューアル!

東海汽船は昨年9月から行なっていた「セブンアイランド愛」の長期整備を完了、1月29日竹芝桟橋でそのリニューアルした船内を公開しました。

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目玉はキャビン内装に施された壁画で客室1階フロアを中心に「消しゴムはんこ」の第一人者、津久井智子氏の壁画作品が描かれています。ミス大島の島津恵梨花さんとミス雛のつるし飾りの大畑稚菜さんにご案内いただきました。

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消しゴムはんこで描かれた魚は客室2階の壁に始まり船内階段、1階に至るまでさまざまな種類で描かれています。1階のメイン壁画は「セブンアイランド愛」のカラーであるピンクに彩られており、ここで一組のカップルの魚が出会うというストーリー仕立てになっています。

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リニューアルは客室照明のLED化、真空吸引式トイレへの改修などにも及んでいます。エンジンも換装されており、2014年9月に退役した「セブンアイランド夢」からのパーツ取りで行なわれたものとみられます。

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東海汽船では第61回大島椿まつりの開催にあわせて、伊豆稲取=大島で1/31~3/21の間、高速ジェット船を運航します。伊豆稲取=大島の運航は2003年7月の同航路休航以来のことで、稲取=大島=館山を「海のフラワーライン」として結ぶ予定です。(館山=大島航路は2/6から4/3の間運航)

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